宗靜先生が前々から欲しがっていた松花堂弁当箱、購入しました。

 



 宗靜先生は十客欲しがるので、なかなか揃ったもので破格なものを見つけるのは難儀でしたがw

 

 さて、松花堂というのは人名です。

 

 松花堂昭乗(しょうかどう しょうじょう)は真言宗石清水八幡宮の僧侶。姓は喜多川、幼名は辰之助、通称は滝本坊、別号に惺々翁・南山隠士など。俗名は中沼式部。

 

 一説によると豊臣秀次の子息(隠し子、落胤)との俗説もあるんだそうですよ。

 

 天正十年生~寛永十六年歿。江戸初期に活躍しました。能書家でもあり、松花堂流という書風を生み出した人物で、茶人でもあり、四つ切箱を莨盆や絵具箱として用いていたそうで。


 昭乗の名は瀧本坊実乗に師事したことからの名で、その後、権僧都宝弁についています。

 

 松花堂と名乗ったのは、寛永十四年、瀧本坊を甥の乗淳に譲って隠居し、猩々と号しててからのことで、住坊泉坊の一隅に方丈を建てて松花堂と号したそうです。


 貴志弥右衛門の大阪(桜宮)邸内の茶室「松花堂」で茶事が催された折、弥右衛門が後年日本屈指の名料亭「吉兆」の創始者となる湯木貞一に、「この器で茶懐石の弁当をつくるように」と命じたのがはじまりで、松花堂昭乗に敬意を表して「松花堂弁当」というようになったそうです。