薄板の規矩といえば

 

 真塗・矢筈板⇒真

 真塗・蛤板⇒行

 真塗・丸蛤板⇒草

 

 と習います。

 

 でも、これ変なんですよね。

 そう、道具の規矩の基準である「材質×形状」の格付けになっていないんです。

 

 なので、いろいろ調べてみますと……

 どうも、意図的にそこを飛ばしているようなんですね。

 

 以前に花の入れ方の規矩を解説しましたが花の入れ方は

 

 一輪⇒真

 一対(一花一葉)⇒行

 一花三葉~⇒草

 

 ちなみにこの花と葉は木と草と置き換えてもよく、花と呼ぶのは「主たる花」であり、葉と呼ぶのは「副えたる花」のことです。

 

 流儀によってはこうした区別なく「奇数入れる」とする流派もあります。

 

 で薄板なんですけれども、真塗はすべて真、柿合が行、木地が草としないと釈然としません。

 この辺りもう少し詳しく調べてみないと、利休時代と違ったことをしている可能性があります。