先日、「茶道は娯楽(エンターテインメント)ではない。文化(カルチャー)である」と述べました。
ここに来て今後の大寄せの在り方というのは、きちんと考えておくべきではないかな?と思います。
社中さんたちの「稽古の成果を見せる場」なのか、あくまで「茶事のための修練の場」なのかです。
正直、未経験者を取り込む場には現状なっていません。
それは茶券の購入システムが、現代社会にマッチしていないからです。
アナログすぎるんですね。現状、お茶の先生からアナログで購入する訳ですが、これかなりハードルが高いです。
ぶっちゃけ、茶券を渡してそれを販売した数だけ席主の取り分的なやり方はもう古臭くて黴が生えていると思います。
元締めが一括販売し、席主には相応の謝礼を支払うというスタイルに移行しなければ、未経験者が来ることすらできません。
一部、私のようにブログやFacebook、Twitterで公募している人も居ないわけではないですが、多くの先生が高齢のため、ネットに馴染みがなく、こういうことはなさっていません。
これでは大寄せの役割は未経験者の取り込みという部分はないと言っていいでしょう。
逆に未経験者を取り込めるのは「美術館」などの「呈茶」や「学校茶道」です。
しかし、こうしたところにお茶の先生が入り込むのは難しいですね。伝手がないと。
なので、私は大寄せの目的を変えていくしかないのではないか?と思っています。
では、どう変えるのか?といいますと「弟子のおさらえ会」です。
大寄せでは若い人にバンバン正客をしてもらって、経験して、お茶事へのステップアップに。
そして、茶華道連盟さんには「公募茶事」などをしてもらって、大寄せが「茶事の一部分にすぎない」ことをもっとアピールしていったら如何でしょ?