初参加の方が四名と、常連の鬼佛庵さんがご参加くださいました。

 初参加の中の一名は、お茶会へ行こうに昔来てくださった方。

 三名の中の一名はなんとフランス系オランダ人(外見はみるからにフランス人なんですが)!

 

 以前、大連人(中華人民共和国籍)のお客様はお迎えしたことがありますが、西洋人は初めてです!が、この方なまじっかな日本人などでは足許にも及ばないほど滅茶苦茶詳しい方でした。

 

 しかも前日、御家流の宗橘さんのところに行かれたとか(笑)

 滅茶苦茶詳しいのにまだ習っていないという建築家(空間デザイナー)さんで、お師匠さん探しの旅を続けられているそうです。

 

 残りの二名は裏千家さんの経験者。

 お茶事を体験してみたいとのことでのご参加でした^^

 

 愉しすぎて時間が押してしまうのはいつものことなんですが、もうちょっと手早くできるようにならないといけませんね。御目怠いことばかりで申し訳ありませんm(_ _)m

 

 本日の肝は「日日是好日」の「初釜」

 めでたい嶋台茶盌との取り合わせで、珍しい猿曳棚飾りの紹鴎袋棚をいたしました。

 

 都流では紹鴎袋棚の戸袋に水指を入れるのは「本来として塗蓋」ということになっています。では、共蓋はどうするのか?という疑問から始まった飾りでございました。酒井宗雅(酒井忠以/雅楽頭系酒井家宗家十代当主/姫路藩第二代藩主)が松平不昧公に問い合わせた飾りでもあり、紹鴎袋棚の新しい飾りとして、取り入れられてもらいたいと思う次第です。

 

 初釜ですので御節料理にてのおもてなし。

 焼物を省略し、向付に七品をお出しするという変則的な形です。

 

 最初の一献のみお屠蘇をお出ししました。

 私がお屠蘇大好きなので、これだけは毎年いたします☆彡

 

 数の子も自家製(漬けるだけですが)のもので、皆様のお口に合いましたら幸いです。

 

初釜茶事
平成丗一年一月七日(己亥睦月己卯)

 

■献立

汁  佐久 滑子 三葉

   

向付 御節七種

   数の子 紅白蒲鉾 伊達巻 昆布巻き

   秋刀魚つみれ山椒焼 親子漬

   煮豆(黒豆、落花生、丁呂木)

煮物 雑煮餡掛け

   肉団子 生麩(松竹梅) 里芋

   柚子 針生姜

強肴 剣先鯣酒戻し

   下足 烏鳶

香物 大根糠漬 胡瓜浅漬 鉄炮漬

   菜花浸 緋蕪漬

箸洗 出汁

八寸 干甘海老 味噌乳酥

酒  屠蘇

   半蔵 神の穂

 

 軸   日日是好日 金毘羅宮禰宜 黒木茂矩筆

  花入 萩 窯変 蹲掛 味舌隆司作

  花  港の曙

 

 釜 阿弥陀堂釜 高橋敬典作

  炉椽 柿合朱竹蒔絵 山崎宗静贈

  屏風 山水 伊藤一甫作

 

 棚 袋棚 紹鷗好 岡本陽斎作

  水指  染付 捻梅 手塚玉堂作

  茶器  織部 肩衝 近代物

      双龍丸唐草文錦 龍村 笠井宗裕還暦祝

  茶盌  赤楽 嶋台 吉村楽入作

  茶杓  光悦寺雲如 山下光雪作 銘『都乃暁』

   建水 唐銅 一二三 中川浄益作 藤原秀樹兄贈

   蓋置 枯竹 中節

 菓子器  柿合 縁高

 菓子   雪兎 大阪今橋 鶴屋八幡

 

 棚 扇卓 四世好

  茶器  日の丸棗 山崎宗静贈

  茶盌 主 乾山写 明かり窓 山川敦司作

        平成丗一年 御題「光」

     次 乾山写 竹取物語 山岡善高作

        平成三十年 御題「語」

     替 織部 春絵 玉置保山作

        平成二十九年 御題「野」

     替 仁清写 人字草 加藤郷山作

        平成二十八年 御題「人」

     替 仁清写 栞 川本真琴作

        平二十七年 御題「本」

     替 乾山写 銹絵染付松樹「静日雨凄々」 八木海峰作

        平成二十六年 御題「静」

     替 仁清写 枝垂梅 加藤春永作

       平成四年 御題「風」 紅雲庵紹紅姉贈

  茶杓  五節 銘「天寿」 鬼仏庵作

   建水 黄瀬戸 大脇指 利休好写

   蓋置 志野 墨台 川本晴雲作

 菓子器 漆芸 四方盆 平安玉嶺作

 菓子  和三盆 江戸小石川 一幸庵

     柚子巻柿 大阪江戸三 大和屋

     栗金団羽二重餅添 拙作