建水の持ち方はいくつかあります。
え? 習ったことがない?
それは、流派によるかと思いますので、ご承知ください。
基本形は、左手をやや外向きにひねって建水の柄杓右を持つ持ち方でしょうか。手のひらをのばして、柄杓の柄がまっすぐ進行方向と平行になるようにします。
これは一番安定が悪く、難しい持ち方ですが、これができないと、運びができないので困りますw
原則としてこれは「面桶」など木地系の持ち方です。
基本的に竪がまっすぐなものの持ち方です。
次に、人差し指と中指で建水を挟み、親指と人差し指で輪をつくって柄杓の柄を通す持ち方です。
これは長建水などの持ち方で、柄杓に吹貫蓋置などを通している場合にします。
また、これは重い金属製の建水にしてもよいでしょう。ただ、かなり握力ないと落としますので、男性向けの持ち方かもしれません。
最後に、基本形の変形で、指先を丸く曲げる持ち方です。
これは陶器などの建水を持つときは、器の形に添うように手を曲げます。
面桶などがまっすぐ指先が建水の下に突き出るのに対して、陶器は高台部分に指を掛けるといえばわかりやすいでしょうか。
これはあくまで、こうするとよい……という話であって、絶対こうでなければならないではないものです。
ちなみに面桶で柄杓が落ちやすい!と言ってる人は、ちゃんと柄杓と面桶が湿っているか確認した方が良いですよ。
よくあるのが「面桶が濡れていない」場合。
干菓子器の杉板でもよくあるんですが、杉とか曲げなどは「濡らして用いる」のが基本ですので、しっかり一時間ほど濡らしてから使いましょう♪