本日は冬至です。二十四節気第二十二節気。 旧暦十一月十六日、戊子になります。
 『暦便覧』では「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」と説明されています。 冬至とは、冬が極まり、一年で一番昼が短い日であり「太陽の復活」の日でもあります。 ちなみに、クリスマスも冬至の祀りであったものが、いつしかキリストの生誕祭へと変わっていったということなんです。
 それにしても、いつからクリスマスは恋人同士で過ごす日になったんですかね?(笑) 冬至といえば、柚子・かぼちゃ。 冬至に柚子湯へ入ると風邪をひかないと言われ、身体を温める効果のある柚子の効果と柑橘系の香りでゆったりリラックスもいいですね♪ 邪気を払うともいわれ橙などとも同系の意味合いがあるかと。 かぼちゃを食べるようになったのは「ん」のつくものを食べると運気が上がるという風習によるものだそうです。かぼちゃは「南瓜(なんきん)」ですので、よく食べられるようになったとか。んが二つつくものが好まれるそうで・南瓜(なんきん)=カボチャ・蓮根(れんこん)・人参(にんじん)・銀杏(ぎんなん)・金柑(きんかん)・寒天(かんてん)・饂飩(うんどん)=うどん で、冬至の七種(ななくさ)とも言うそうです。 さらに言えば、南瓜は夏に穫れる野菜で、陽の食べ物です。冬至は陰の極まる日ですから、陽の食べ物を食べて気を補う訳です。  茶道具では蜜柑水指や阿古陀茶器や阿古陀茶入が活躍するころです。 そろそろ綿入れの季節ですね。 旧暦十二月から綿入れを用います(二十四節気では寒の入りから)。 暖かい恰好の準備をいたしましょうか♪
 冬至に似合う掛軸といえば、「冬嶺秀孤松」「三冬木枯花」「一陽来復(※)」などでしょうか。

※「一陽来福」とするのは替字であり、祝事にするために同じ音の【福】に改めたもの。「松樹千年翠」を「松寿千年翠」と書くのと同じ。