道具が増えてきますと道具を整理する道具が必要になってきます。
次第を整えることも当然ですが、さらにそれを収納することも考えないといけないわけですね。
掛軸については「軸箪笥」と呼ばれる専用の整理棚があります。
茶杓にも、「茶杓箪笥」と呼ばれる専用の整理棚があります。
水屋道具を片付けるための「水屋箪笥」もそうですね。
茶道具を置くための箪笥には茶箪笥があるのですが、これは、どちらかというと「使うための道具を仕舞っておく場所」であって、整理箪笥ではないんですよね。
軸箪笥は片開きのものと観音開きのものがあり、片開きは大体八幅入り、観音開きは十六幅入りのものが多いです。
抽斗があり、そこには短冊や色紙を収納できるようになっています。
月桑庵も軸が沢山あるので(大したものではない稽古用のものばかりですけどね)、そろそろ軸箪笥が欲しいですね。
こうしたところにお金を掛けて、きちんと管理できるようにすることも、茶人の一つの条件なのかもしれません。
茶人の務めとは、過去から受け継がれたものを損なわず次世代に渡すことと、今様の中から良きものを残すこと。
残ってしまうような保管をするのはいけません。