濃茶席から引けまして、来賓席に戻りまして大分待ってから広間席へ

 

 立派なお床に尋牛斎の掛軸。

 開門落葉多は、先日こよみでもご紹介した禅語ですね♪

 

 根竹の花入は稲塚に見立てたもの。お茶をご存じない区長さんは「筍ですか?」と二度ほど聞いてらっしゃいました(笑)

 

 そうそう、このお席、目黒区区長さんと目黒区区議会議長さんとご一緒させていただいたんです^^

 

 香盒は松毬(まつぼっくり)。なんとも見事な造りです。

 松田正柏というのは赤膚山焼の後継者で、祖父の遺品として母が唯一持っている菓子器(高坏)がこの方の作。ということであまり知っている人は多くないですが、存じ上げておりました。偶然ですけれども^^

 

 釜は大きな海老がぺったん!と二匹ついた肩衝釜。

 それも普通は鐶付が海老の形なんですが、釜全体にベタッと貼り付いて、鐶付はその一部分なんですね。とても大きな海老でした♪(ここはお席主さんの褒めどころだったようです)

 

 棚は表千家即中斎好の八景棚。

 点前を定めずお亡くなりになられたそうで、なんか小袋棚と似たような経緯ですね。

 このお棚は矢筈棚と似たような点前になるんじゃないか?と思います。

 斜めに置いて三木町棚と同じように使いたいところですが、おそらく地板の出っ張りが邪魔ですね。

 

 水指は染付塗蓋。胴が大きく出っ張ったいわゆる「算珠(さんじゅ)」形。

 達磨釜の形でもあります。ちなみに達磨というのがそもそも「数珠の珠」ことなんだそうで、算盤珠の拇珠のことも達磨というようになったとか(これは余談)。

 

 この形はなかなかぱっと出てこない人が多いのか、ここも席主さんの褒め処だったようです^^

 

 棗は銹絵黒絵蔦文吹雪で、上の面取と下の面取の角度を変えて、一瞬面中次にみえる趣のある棗でした。

 

 茶杓は薬研樋で節で色変わりになっているのが面白い景色です。

 私は三客だったので、あまり問答ができず、残念でした。

 

 建水と蓋置は全くお尋ねできませんでした……orz

 

 目黒区区長さん、茶道習っていなくても、正客に坐った限りは「お茶を飲むとき」と「お菓子を頂くとき」だけでいいので正坐してくださいまし。

 お茶会帰りに中目黒で陶器店に立ち寄り、宗靜先生と吉野家で空腹を満たして帰りました^^
 たまには吉野家もいいですな(笑)