昨年も行かせていただきました目黒区のお茶会。

 仲良くさせていただいております吉澤宗広先生がまたまたお席を持たれるとのことで、伺いました。

 

 目黒区はなんといっても又隠写の茶室(四畳半)が見どころ。

 

 今回は宗靜先生も一緒に行くことにしました。

 私は別段一人で回ってもよいのですけど、宗靜先生は用事がないと外に出かけませんから、用事を作りませんとね!

 

 目黒区の総合庁舎は旧千代田生命本社ビル。村野藤吾という方が設計された建物だそうで、丘の上にあるため高低差を利用した面白い造りになっています。

 

 稲葉理事長や二宮先生にご挨拶し、案内されることになりましたが、流石に吉澤先生のお席で後ろの方でよろしければ……と言われましてもねぇ。ひと席待ちますと申し上げてゆっくりしておりました。

 

 ほんとは他の席を回ってから伺いたかったのですけれども、文句は言えませんわねぇ。

 

 吉澤先生のお席は立礼席。

 濃茶席、薄茶席、立礼席という組み合わせはとてもいいですね。

 

 軸は「楓葉経霜紅」。宗徧流正伝庵当代宗龍宗匠の筆。

 立礼卓なので風炉を使いました~と可愛らしく仰るのがいつもどおりです^^

 今回は学生さんたちがお点前とのことで、風炉で稽古してたから立礼卓だしいっか!というようなことをお話されてました。

 

 花入は、一重口。節のところに面白い疵があり、そこから染みが広がって縦に表面だけ割れて黒くなっているのが特徴的でした。花は照葉と西王母。まるで二つの花が一つの枝のように自然に入れられていて、さすが吉澤先生です♥

 

 香盒は和綴じ香盒。裏側を後から見せていただきましたが、ちゃんと糸で和綴じにしてあるんですよ! 表紙と中で木が違い、本当に本が開いているような自然な形が素敵です。その下に敷いてあった流儀の出し帛紗も綺麗でしたし^^

 

 棚は立礼卓。扇面形の膝丈ほどの低い立礼卓で点前がしやすそうです。

 脇坂家の輪違い紋が中央に透彫になっていて、素敵な立礼卓ですね~。

 

 水指は御室の乾山写雲錦耳付長水指。

 流石に中置きにはなさってなかったですが、雰囲気としてはそういうことなのではないでしょうかね?^^

 奥行きのある景色に関心しきり。

 

 茶盌は御本手の掛分茶盌と油揚手の雲鶴茶盌(たしか初代仙鶴と仰っていた気がします)。

 

 建水は花三島ですが暦手部分が非常に細かく扱いやすそうでした^^
 そして蓋置が赤絵龍文蛸唐草の輪蓋置。少し小振りですが、お点前さんが可愛らしい高校生だったので、ピッタリでしたよ(でも堂々としてましたね。吉澤先生の教え方がいいんでしょう)。

 棗と茶杓は使いと飾りを分けられていました。

 飾棗は梨地紅葉金蒔絵中棗。時代物な感じでした。

 飾り茶杓は……覚えてない(爆)

 

 点前中に使われてない道具ってどうにも印象に残らないんですよねぇ。

 また、吉澤先生がお席を持つ際には伺いたいと思います^^