道具組み柄三つ重ねてあるもよし
客がためにもひとつ残して 道舜

 

 道具組みの基本は「柄を重ねない」ことです。

 しかし、三つまでは重ねていいとされます。

 

 その三つの内、二つまでが亭主が使い、後の一つは客が万が一、重ねてしまっても「三つまではよいのですよ」といえる余地を残しておきましょう……という話です。

 

 また、二つの場合「一対」ということも言えます。

 この柄を重ねるというのは、例えばですが、図案化された菊(紋章化されている高台寺蒔絵など)と、絵の菊(枝や葉がある乱菊など)であれば違う柄として考えます。

 

 道具組みをしていると「あれも使いたい、これも使いたい」と思ってしまって、重なってしまうことがありますが、できるだけ同じものではなく「似たような違うもの」を選びましょう♪