手桶【ておけ】
真手桶
・紹鷗好 真塗大
・利休好 真塗小
・了々斎好 真塗 小型
・随流斎好 真塗 細身 上開き ※蓋の合わせ目が重なっていない
朱手桶
・遠州好 朱塗真鍮箍
・江岑好 朱塗銀箍内黒
・碌々斎好 朱塗銀箍 小型
・認得斎好 朱塗黒箍
その他の手桶
・珠光好 杉木地
・紹鴎好 寄竹(煤竹)
・惺斎好 白竹張
貝尽朱塗
春野蒔絵黒
秋野溜
吹寄黒
楽器蒔絵
こんなに種類あるんですねぇ……。
真塗の手桶は真手桶といい、これは「台子」用です。
また、朱手桶は朱塗が真塗の上の格にあたるため、唐物扱いとなりますかね?
ただし、内黒になっている江岑好は格を落として、行とされているかと思われます。
また、認得斎好の黒箍も同じく行の扱いになると思われます。
杉木地の手桶は草の扱い、寄竹や白竹張も同様です。
惺斎好は白竹張を除いて全て行の扱いとなります。
この辺りが混同されて、真の手桶をどっかりと直置きするようになってしまったのでしょうか。
同じ手桶でも、格が様々なので、気をつけて扱わないといけませんよね。
ちなみに水屋道具にも手桶がありますが、もともと珠光が好んだ手桶とはこのことだったのかもしれません。
オークションなどでは釣瓶のことを手桶と出品していることがままあるので、気をつけてくださいまし。