正しい歩き方をするには、
①気をつけ
踵をつけて揃え、三十度開き、腰を入れて背筋を伸ばし、首を上に引っ張られたように意識する
②脚を肩幅よりやや狭めに開く
脚は三十度開いたまま、肩幅よりやや狭めに脚を開き、腰を入れたままの姿勢を保持する
③膝を抜いて重心を落とす
和式の歩き方の最も肝腎な点がここ。
膝は抜きすぎず軽すぎず抜きます。極端に言うとお尻を後ろに突き出して腰に力を入れて背筋を伸ばします。
④右脚を前に出す
③の姿勢のまま脚だけを前に出します。そして、重心は後ろに残したままです。
ちなみに、脚は、肩幅よりやや狭めの位置からまっすぐ前です。
⑤体と一緒に左脚を前にだす。
このとき、左足は右足を追い越してもう半歩前に出ますが、重心は右足のところまでしか移動しません。←ここ重要
実際には上記のようになるわけではないのですが、上記のように心得て行うと、和の動きになるので、やってみてください。
また、上体がぶれないようにする歩幅で歩くことも大事です。
大体男性は京間を四歩、女性は六歩で歩けるはずです。ただし、これは絶対この歩数であるかなきゃいけない!ではなく、目安であると憶えてください♪