茶巾の部位って、意外と解説している処ありませんね。

 

 茶巾は曲尺で長さ一尺(30.3cm)幅五寸(15.2cm)。

 長辺をがかり縫いにして裏表内容に両端を同じように縫います。

 

 これは草の茶巾です。

 

 では、この縫った処、なんと呼びますか?

 

 いろんな呼び方をしている所がありますが、正式名称は特にありません。

 私はいろいろ考えた結果、「縫い口」が最も正しいと判断しました。

 

 本などで、裁ち切られている方を「小口」といいます。

 これに倣いました。

 

 裁ち切られている方は「裁ち口」。

 

 こうしたものはある意味符号ですので、こうします!と言えば終わりです。

 縫い目とか、裁ちっぱなしとかでもOKなんです。

 

 ただし、間違いはいけませんが。

 

 ちなみに行の茶巾は、 縫い口が一辺にしかありません。

 このため表裏があります。

 

 真の茶巾は全てが裁ち口です。

 表裏はありません。

 

 行の茶巾は「行の点前」すなわち「唐物」「盆点」「台天目」で用います。

 ちなみに筌皿を用いるときは真の茶巾を使います。

 

 畳み方は、それぞれ「真」「行」「草」に畳みます。

 

 気がついたんですが、当流の通常の畳み方は行ではなく、やはり草です。

 行の畳みはまた別になります。

 

 他流さんがされている草は、穂出しの仕込にしか用いません。

 筌皿に仕込む際は真畳みです。

 

 皆さんの流派はどうですか?