杓立に火箸があらば抜き置くと
ひとへに思ふ人はあやまり 道舜
 
 はい。もう読んで字の如く、「抜かない火箸もあるんだよ」ってことですね。
 
 台子大は原則使い取り。
 火箸も蓋置も建水も柄杓も、ぜーーーーんぶ使い取り。
 
 これを書いていてはたと気づいたのですが「数寄屋の台子は火箸を飾らない」というのは、このことではないでしょうか。「飾る」とは「台子の上に置いたままにする」という意味【も】ありますので、飾っておいて抜いて直置きすることが「飾らない」という言い方になる可能性が否定できません。
 
 なるほど! 今気づきましたよ!
 
 数寄屋の台子とは、台子小の意味という可能性が出てきましたね!