【道歌】
竹蓋置 風炉に天節 炉中節
無節にては長建水のみ 道舜
※無節は「ふしなし」と訓みます。
長建水のことを詠みましたので、今度は逆に竹蓋置を詠んでみました。
竹蓋置は別名「竹輪(たけわ)」とも言いました。元々は無節であったと言われます。
竹蓋置は利休が実子道安に中節を、養子少庵に天節(上節)を送り、中節を炉用・天節を風炉用と定めたという逸話があり、また、別の話では、二人に竹を切らせたところ、道安は節のあるゴツゴツとした竹蓋置を、少庵は節のないなめらかな竹蓋置を選んだとも言われます。
現在の竹蓋置は利休が改めた寸法で、武野紹鷗が一寸三分として水屋で用いていたものを、一寸八分として茶席に持ち出したそうです。
竹蓋置は元々「引切」といい、青竹を用いていました。青竹ですから使い切りであったのですが、のち油抜きをして花押を入れたりするようになり、白竹の蓋置が生まれました。白竹が使われるようになると自然と煤竹の蓋置も作られるようになりました。
習い始めると最初に出会う蓋置が竹蓋置だと思いますが、天節と中節が一双とされ、無節は知らない人もいるほどです。是非「竹蓋置は天節・中節・無節」と覚えていただきたいものです(^^♪