一昨日と昨日。

 ブログのお休みをいただきました。

 

 ちょっと余裕がなくて、ブログを書けなかったんですね。

 ネタ切れじゃないですよっw

 

 さて、先日「瀬田掃部作『石原休伯様』写」を「柴山耕三郎作 志乃大平茶盌」とともに使いました。実はその折、一緒に「片桐石州作『松右衛門佐様』写」も届いておりました♪

 

 松右衛門佐様とは黒田忠之のこと。

 江戸時代の三大騒動の一つ「黒田騒動」の主役です。

 

 黒田忠之は、黒田如水の孫で、長政の長男ですが、ワガママで、家臣の意見に耳を貸さないタイプの苦労知らずのボンボン。頭もよく、茶道などにも傾倒していたそうですから、短気なだけで、別段暗君ではなかったようです。

 

 長政の忠勤が認められ、元服の際に将軍より一字拝領し、松平を名乗ることを許され、のち右衛門佐に任じられています。

 

 ところが、家老の栗山大膳とソリが合わなく、側近らを仕置家老として取り立て、譜代をないがしろにしたため、対立してしまい、最終的には幕府に栗山大膳が「黒田忠之に謀反の向きあり」と訴えられてしまう訳です。

 

 これは家光による親裁により、栗山大膳の蟄居(南部盛岡藩預り)という結末に終わります。

 この騒動は江戸中期に歌舞伎の演目として広く知られるようになり「外題『御伽譚博多新織』」「狂言『黒白論織分博多』」「長篇『しらぬひ譚』」などにまとめられました。

 

 という訳で、この茶杓の銘は『不知火』となりました。

 

 不知火は仲秋の季語。

 となれば、新暦なら9月・旧暦なら八月に使うとばっちりですね!

 

 あとは道具の取り合わせ、考えなきゃです!