帛紗に付いた抹茶の落とし方、皆さんご存知ですか?
帛紗は塩瀬という絹物で、洗濯ができません。茶杓を拭くときに、抹茶がべっとり付いてしまうと落とすのが大変ですよね。
実は、この帛紗に付いてしまった抹茶、ある茶道具で簡単に綺麗に落とすことができるんです。
なんだか、分かりますか?
その茶道具というのは、【座掃】です。
これが座掃です。
月桑庵にありますのは、だいぶくたびれているので、そろそろ新たしいのを探さないとなぁ〜と思ってます(笑)
これは鷹や雁などの片翼をまるまる一つ使って作られる羽箒の一種です。
数枚の羽で作られる点前道具の羽箒に対して座掃は部屋を掃除するための道具ですから、頑丈に作られています。
点前道具の一つに掃込という白鳥の片翼をまるっと使った物もありますが、座掃はこれよりも大きく、座掃のことを「大掃込」と言ったりします。
座掃には大小あり、先が細くなっている一尺五寸ほどの小と、先がまぁるくなっている一尺八寸ほどの大があります。
座掃は点前道具ではなく、水屋道具に分類されるので、お稽古場によっては無いかもしれません。
羽箒でも、同様の効果はありますが、点前道具をそのように使われるのは、よろしくないですね(苦笑)
先ず、新聞を広げ、一人がその上で押さえ、もう一人が座掃で帛紗を掃くとなんと、綺麗さっぱり落ちるではないですか!
座掃は、畳に落ちた抹茶や炭滓、塵などを掃くための道具で、稽古前や稽古のあと、茶会や茶事の前後および中立や大寄せの席と席の間などに用います。
また、着物に付いてしまった抹茶を落とすにも最適です。
その時、ピキーーーーンッ!と閃きました。これ帛紗にも使えるじゃない!と。で、試しました。古い中まで入り込んだものは取れませんが、新たしいものは綺麗さっぱり。
皆さんも是非、真似してみてくださいね♪
