旅箪笥石州好というと「右側に柄杓を掛ける切欠がある」のが特徴ですが、これなんでだろう?ってずっと思っていたんです。


 石州流をならってらっしゃる茶友さんが「左で使いますよ~」と仰っていたので、ずーーーーーーーーーーっと謎でした。

 

 しかし、ついにその謎が解ける日が来ました!

 先日、instagramでフォローしている方が風炉でお使いの旅箪笥をアップ。

 

 なんと「ちゃんと右側で使ってらっしゃった」のです。

 

 そう、石州は「風炉で用いるのに柄杓の位置を右側にした」と考えられる訳です。

 

 なるほど、炉の際に左側にあるのだから、風炉のときに左側にしたのだろうということですね。

 

 これは、柄杓が「釜付」に来ているという解釈であったのだろうと思われます。

 

 これに対して、夏の旅箪笥である宗和好(別名半巾箪笥)は、左側に柄杓があります。これは、釜付ではなく「勝手付」と解釈したのだと思われます。

 

 こうした小さな部分でも、解釈によって大きくことなるといういい例ですね♪