茶室を後にして、今度は和室「シジュウカラ」へ。
こちらは和室を茶室に見立ててのお部屋。
庭が一望できる景色のよい和室です♪
入ると目を引くのが「桐木地の長板」と、祥瑞のようにびっしり描き込まれた「染付瓢平水指」です。
桐木地の長板とくれば随流斎好。
その時はとっさで出てきませんでしたが、表千家さんのお好みです。
先年お亡くなりになられた久田宗匠(尋牛斎)の書付のあるものだそうです!
ほかのお道具も故久田宗匠にちなんだものだとか。
しかし、私の心をとらえて離さなかったのは、平水指。
紹鴎袋棚に使っても映えそうないい水指。
明治初期から中期の頃は作家が自分の名前を出さなかったという話で「極めなどないからいいんだ」という席主のお師匠さまのお言葉に大いに頷きました。
いいものは極書や識書などなくても、いいものです。
それにふさわしい自分になれば、由緒として知られてくれます。それを励みに精進せよという深い教えであったかと思いました。
平水指は瓢の中央が紅く(茶色っぽく)引き締めるように線が入っており、くぼみを強調しており、びっしり書き込まれていると煩くなりがちな呉須をすっきりと見せてくれる素晴らしい工夫です。
摘みが竹になっており、それはそれは素敵な水指でしたよ!
長板は新しいものではなく、結構使い込まれた雰囲気があり、白木地が拭漆でも塗ったかのように落ち着いておりました。
また、席主さまのお孫さん(といっても大学生)が、可愛らしく、とってもお振袖がお似合いで、みなさん旧知であられたのか、こぞってお褒めになられてました^^