板橋区茶華道連盟理事長の代理として、目黒区茶華道連盟主催のお茶会へ行ってまいりました。
お茶席は三席。
茶室は1室で、他の二席は和室二つをお茶席にみたててお使いになっておられました。
とはいっても、茶室は立派なもので、京間四畳半。
これなら十三人入っても女性なら余裕ですね。
御席は「宗偏流正伝庵」さん。
一昨年、家元を襲名なさったばかりの宗匠が、お見えになられており(正伝庵の宗匠は祐天寺にいらっしゃるそうで)、待合のみなさんにご挨拶なさっておられました。
ちょっと宗偏流さんの歴史を調べましたが、あれ?これってうーん。
よくわかりませんが、途中から岐れた感じというような雰囲気がないですね。
当代は十五代宗龍宗匠。
実はこの正伝庵さんは、墨東清友館菊池商店さんの菊池宗春先生のおじいさまが指物師を務められたお流派で、四季棚という小棚を見せていただいたことがあるので、どんなお流派だろうとずーっと期待していたお流派だったりします★彡
ここのお床は「台目床」という、通常の畳から台子の大きさを省いたサイズの畳の床で、背が低く、普通のお軸が掛けられないということで、横物を掛けられておられました。
円相に添えられたのは忘れてしまいました。
御濃茶席だったので、特徴的なあの指洗いが見られるか!?と期待しておりましたら、「長くなるから今日は省略させていただきました」とのこと。残念。
あと、早くお席を回すための「建水と柄杓と蓋置を半東が持って出る」という工夫が「あ~~~、こりゃありだよな~」と。そして、面白いことに、建水に組み込んで持ち出すのではなく、古流のように、横に構えて持ち出すことでした。
プラス、柄杓の引き抜き(千家流は柄杓を構えて横にする)があること。これは宗偏流が小笠原家⇒脇坂家に仕えたことで武家茶となったということなのか、不思議な感じでしたが、やはりこの柄杓の引き抜きって恰好いいですよね。
まぁ、私は槍鞘建水+駅鈴蓋置のときだけこれをすることにしていますが♪
御茶盌もいい古萩や掛分伊羅保、粉引など珍しいものをお出しいただいたのですが、なにより「お話が愉しい」のがうれしかったですね。
宮崎美子似の美人先生で、まぁ、お話の盛り上げ方が上手。
こちらもついつい余計な話などしてしまいました(笑)
朝鮮風炉が畠春斎、水指が面白い模様の白い芋頭水指で、茶杓が宗徧のもの。茶入が瀬戸で、その瓶子蓋の根元の景色がまたかわいらしい! ぷっくらと膨らんだ泡のような線が入っているのです。
そして、これも武家茶っぽかったのですが、仕覆を膨らませて打ち留を茶入れに向けずに出す……これは御家流の綾信公から教わった仕覆の出し方に似ています。身分に応じて出し方を変えるという武家ならではの形が身分制度がなくなった現在では貴賓への出し方のみとなったものでしょうか。
また、是非お目に掛りたい先生でした^^