盂【ウ、わん、はち】
①古代支那の礼器の一。土器・青銅器ともにあり、大口の深鉢で圏足(高台)と左右の取手がついている。
②はち。食べ物を載せる口の大きな深鉢。
③わん。食べ物を入れる口の大きな器。盤状のもの。
本来は蓋のないものを指す言葉。
突然なんのことか!と思われるでしょうが、私がこの度落札した「喰籠」にこの「盂」の字があったんです。
「茶菓盂」という記述。
で、調べた訳です。
あれ?これ蓋のない菓子鉢のことなんじゃないの?という突っ込みは置いておいて、この作家さん、ほんと無名で、全然残ってないんです。
でもヤフオクでもう一件出品されていたようで、富山市荒町にあったことまで解っています。
この盂が発達するにつれて、土器や青銅器から玉や璧に変わり、徐々に陶器や漆器に変わっていくなかで「喰籠」へと変化ていったようです。
確かに、画像検索で調べると、盂と今回購入した茶菓盂は形が寸胴でよく似ています。それに蓋がついて喰籠になっている……もしかして依頼主(粟田扇山先生という詩人らしい)が盂の形を気に入って作らせた好み物なのかもしれません。
また一つ勉強になりました♪