本日は旧暦二月二十八日。

 利休を祖とする三千家では利休忌が行われます……といっても、表千家は新暦3月27日、裏千家と武者小路千家は新暦3月28日に追善供養を済ませています。

 

 あくまで、旧暦に拘る方(私みたいに?)向けのご案内ということにしてください(笑)

 

 三千家では、利休坐像遺偈賛の掛軸に、楽焼の三具足(香炉、華瓶、燭台)と供茶茶盌、盛物台、前卓を用いるようになっています(これでなければならないということではないようです)。

 

 前卓というのは、三具足と供茶茶盌、盛物台を載せる大きな花台のようなもので、供茶茶盌は茶盌と盛物台がくっついたような形をしたもの、盛物台は仏壇に物をささげる時に使う高坏です。ちなみに、供茶茶盌は台天目でも構いませんし、盛物台は別のものでも構いません。

 

 三具足とは仏事に用いる「香炉」「華瓶」「燭台」のことです。

 元々はインドの風習で、香と華と燈を供えたもので、数がきまっていなかったようです。

 香は香炉、燈は燈台と燈籠、華は華瓶と華籠と華鬘があります。支那に入ってから華瓶と燭台が一対になったみたいですね(確かな資料はありませんでしたが)。華瓶と燭台が一対になったものを五具足(いつぐそく)といいます。

 

利休忌ではこれを一組とした三具足を用います(五具足でしてはいけないということではないようですが、千家が始めた利休忌では三具足を正式としています)。 

 

 楽焼が多く用いられますが、青楽の三具足や赤楽の三具足+供茶茶碗+盛物台を見掛けます。楽でなければならない訳ではなく、唐銅のものもあります。

 

 利休忌、どんな道具でなさいますか?^^