薄茶をば点てたるときは数穂かな
濃茶点てなば荒穂数寄たり 道舜

 これは好みなんですけれども、私は点てるお茶によって、場合によって茶筅を使い分けることをいたします。

 薄茶は数穂。お茶会では百本立て。陰点ては常穂。

 濃茶は荒穂。お茶会でも荒穂。陰点ては中荒穂。

 平茶盌には穂長、筒茶盌には柄長。
 天目には天目立て、茶箱・茶籠には小茶筅。

 還暦を過ぎたら留節。
 喜寿を過ぎたら無節。

 祝い事には赤紐。

 使われなくなると、こうした茶筅も作られなくなってしまいます。

 是非、茶筅の使い分けをしていただきたいところです。