見学の『さかい待庵』と『無一庵』を後にして、御抹茶を一服いただけるとのことだったので、立礼呈茶席を覗くとまだ前の席が終わっていなかったので、エントランスで待つことにしました。
いろいろ考えてみますと、今回の『さかい待庵』と『無一庵』の見学は、いろいろと我が家の月桑庵完成へ向けて参考になることが多い気がします。役立てていかないと!
さて、立礼は表千家さんの立礼席。
さかい利晶の杜は、三千家好みの茶席と、無一庵、立礼と計5つの茶席があり、立礼は呈茶席としてつねに三千家いずれかの先生が懸釜されているそうです。
「工事費がいくらやと思いますぅ?」
とお席主の先生。大阪らしいなぁ~と苦笑しながら、お茶を頂きました。
一般の方向けに大服になっていたので、薄めでした。
一席終わりまして、三千家の好みの茶室を拝見。
表千家好みの「西江軒」、裏千家好みの「風露軒」、武者小路千家好みの「得知軒」 があります。ここは三つ隣接というかつながった部屋でそれぞれ八畳。
武者小路千家好みの「得知軒」は不徹斎命名の茶室。
拝見したところ「逆勝手」のお部屋にみえます。
庭に面した大きなガラス窓があるので、そちらは明らかに下座さて、これはどういうことなのか?と思いましたがこの三千家のお部屋には上がれません(見学の人は畳に上がらないように書いてあります)。
そのため確認はできませんでしたが、蛭釘の位置からすると逆勝手にしか見えないんですよね^^;
さて、お使いになられた方からの情報求めます!
裏千家好みの「風露軒」は坐忘斎命名の茶室。つくりとしては典型的な裏千家好みの「腹口(廻り茶道口)」の八畳茶室です。
貴人畳に上座床。蛭釘の向きも確認。
なるほど、茶道口はこちらか……などと思いながら、つづいて表千家のお部屋へ。
表千家好みの「西江軒」は而妙斎命名の茶室。こちらもつくりとしては典型的な表千家好みの「背口」に隠し床のある広い床。床脇に喚鐘を下げるスペースがあり、広々とした三幅でも掛けられそうないい部屋でした。
好みとしては表千家の西江軒。使ってみたいのは得知軒。使い勝手がよいのは風露軒かな?と思います。
畳に上がってみたいなぁ……と思い残しながら、さかい利晶の杜を後にしました。
そろそろお昼?という時間ですが、近くなので、利休の屋敷跡も拝見。
現在は裏千家さんが管理されているそうですが、魚屋(ととや)の屋号で武器商を営んでいた納屋衆田中家の屋敷跡はちょろっとしか残ってません(笑)
井戸はいまでも生きているそうで、蹲踞の水として使われていると伺いました。
この井戸は椿の炭をそこに沈めたといわれる井戸で、利休遺愛のものでしょうか。
つづく