ネットサーフィンしてて「茶道ってお茶飲むだけでしょ?」的なコメントや書き込みをみるにつけ「知られてないよなぁ~」って思います。

 

 茶道で稽古するものは「お茶事の割稽古」でして、茶道というのはお茶を点てる修行ではなく、「もてなし・もてなされる玄人」になる修行です。

 

 これ学校茶道が大寄せしかしないことが一番の原因かなぁ~。

 月桑庵でも「お茶事へ行こう」を年四回ぐらい企劃(企画)したいと考えていますが、お茶事ってそもそもどういうもの?って思いますよね。

 

 お茶事というのはそもそも「茶会」と呼ばれていたものです。

 茶と会席(懐石)を頂くものです。

 

 会席とは、食餌(食事)です。今でいう茶懐石のこと。

 茶弁当(松華堂弁当や信玄弁当など)にすることもあれば、点心(折詰やたとえばうな重のようなもの)にすることもあれば、茶懐石にすることもあり、一汁三菜(味噌汁、向付、煮物、強肴、焼物)のお御馳走と、八寸と呼ばれるお酒と珍味がセットになっています。

 

 略式では懐石を外して八寸と濃茶と薄茶をセットにする場合もあります。

 

 茶道を学ぶということは、この茶事を催すこと、そして招かれて粗相のないように一座建立をできるようになる修行をするということです。

 

 そして茶席においては、道具に込められた意図を読み解く必要があります。

 なぜこの柄・焼・形・色・景色・銘の道具を出したのか?ということです。

 ヒントは「掛軸」。

 

 こうしたことを学ぶのが稽古であり、点前のやり方を習う方向にばかり意識が向きがちですが、それよりももっと「道具の組み合わせ」や「組み合わせる理由」や「逸話」「由来」「次第」といったものを学ぶことの方がより大事であったりします。

 

 歴史が好きな人、物語が好きな人なら、誰でも茶道は愉しくできると思いますよ♪