和服は和服であり、洋服ではありません。
 洋服のように着ることはできません

 この大前提は、共通認識として持ってください。
 これは「材質の問題」でもありますが、「伝統的な文化としての問題」でもあるからです。

 大きな違いとしては、 まず、「和服はめったやたらに洗わない」ことがあげられます。

 え?!っと思われる方は多いかと思いますが、たとえば、ジャケット、着たらすぐクリーニングに出したりします?と聞き返したいかもw

 というのは、普段洋服で毎日洗うものは「肌に直接触れているもの」なんです。
 洋服というのは、密閉性が高く多湿状態を作り出す洋服であるため、体にフィットした形になっています。このため、下に着るものほど薄い生地をつかい、肌着は袖丈(裄も)が短くなる傾向があります。

 ところが、和服というのは、同じ形でサイズが一回り小さいものを着ます。
 このため、袖口ぐらいしか膚に触れることはなく、それも、あまり触れないように袖口が広くとられています。

 これは日本が多湿な夏を含む春夏秋冬のある国であるからです。

 また、ボタンのようにたくさん留めなければならないものもなく、対丈ならば紐二本で着ることができるというメリットや、特に体型が変わっても仕立て直せば着られるといったメリットがあります。

 この紐二本が肝でして、メリンスの安物をつかっている「ギチギチにしめないとすぐに緩んでしまう」という特徴があります。

 和服を着るなら、やはり「正絹の腰紐」をすべきです。
 高くても、正絹の腰紐
 襦袢を既製品にしても、正絹の腰紐(もちろん襦袢も誂えの方がいいにきまってますが)。
 帯締めや帯揚げをワンランク落としても、正絹の腰紐。

 でも、この腰紐、作れますw
 半襟の生地(端切れ)を買ってきてざくざくにぬってつなげればよいんです!
 しかも、メリンスは細幅なものが多いんですが、正絹は広幅で作りますと締めやすく型崩れしませんよ!

 是非みなさんも「腰紐は正絹で!