FBの友人から写真が一枚送られてきました。

私「これ黒留だよね?」

 その写真には「柄襟」に「帯留」姿の黒留女性が写っていました。

 これ、NGな着方です。
 普段に着ているんだから自由でしょ?って思う人もいるんだと思いますが、そもそも礼服を普段着として着ようということがおかしい。

 女性の礼服は「白襟」と決まっています。
 男性は「色襟(ただし色無地)」です。

 別に普段着(礼服でないもの)については私もとやかく言いません(好き嫌いは別にして)。レースがついてようが、頓珍漢な合わせ方だろうが、自由です。

 でも、季節感と礼服のルールだけは守ってもらいたいですね。

 帯留というのは、もともと男性が帯が落ちないようにするためのベルトが変化したものです。
 江戸時代に入って女性にも流行するようになり主に芸者衆が旦那との「契りの証」にもらったさまざまなものを帯留に作り替えたことから流行したといわれています。

 この辺りのものというのは「町人文化」ですので、礼装にならないことはお分かりいただけますね?

 礼装は武家文化ですので。

 もちろん礼装に帯留をした例もあるのですが、基本的にはしないものであるということです。
 特に茶席では厳禁です。