間違えが目立つ「歴と暦」
何かの経験があると使われる「歴」ですが、「○○暦」って使っている人が多いなぁ~と思うものの一つです。
茶道暦って書いてる人が居ると、とても残念な気持ちになります(苦笑)
暦(こよみ)と歴る(へる)では意味が違う訳で、同音異義字であっても、間違えてはならんと思うのですよねぇ……チャットとかならまだしも。
暦は「厂」+「禾」+「禾」+「日」。
厂は「屋内」、禾は「稲の束」を意味する象形文字で、「禾禾」で「きれいに並べる(整理する)」の意味になり、厂をつけることで「屋内で整理する」の意味になります。
これに日をつけることで「日の経過を整然と順序立てる」ことを意味します。
つまり、日に関係する事柄にしかつかないということです。
これに対し
歴は「厂」+「禾」+「禾」+「止」。
止は「立ち止まる足」の象形文字で、「整然と並べた稲束を数え歩く」ことを意味するようになり、「すぎる」「かぞえる」「へる」の意味になりました。
つまり「歴」とは「年数を歴(かぞ)えている」のですね。
こうして字を分解して原義にあたると間違えないのではないでしょうか。