私が最近感じるのは「茶人たる者が、日常から着物を着なくてどうする」ということです。

 他人には「着物を着ろ!」とは強制しませんが(弟子にはしますw)、自分は着物で通すことこそが、茶人には必要なんじゃないかと思うのです。

 茶道の集まりに「着物禁止」とかめちゃくちゃナンセンスです。
 たとえば縫い物をするからとか、ごみが出るからとか、力仕事をするからといった理由で「着物を禁止したことがある人は反省してほしい」とさえ思います。

 なぜなら、江戸時代は誰しもがそういうことも着物でしたんですから。
 縫い物も、掃除も、片付けも、力仕事も、ぜーーーーーんぶ着物です。

 そうした文化が廃れていることは分かりますが、だからこそ、茶人は普段から着物を着ているべきだと強弁するのです(ほかの茶人に強要したことはないです)。

 宗靜先生などは、前の職場(たんす屋)の店長さんに「お茶の先生は着物着るもの仕事です」と言われてました。

 まさしくそうです。
 子供の運動会すら和服で通す私ですが、着物が走れないと誤解している人たちの前で一回走ったらいいんでしょうかねぇ?

 だって、昔は「和服で戦争していたんです」よ(笑)
 動けないはずはない訳です。

 茶道家だからこそ、着物で暮らして、和服に縁のない人に和服っていいなって思ってもらうことが、茶道人口を増やす一助になるのではないかと愚考する次第です。