茶道における普段の水屋料とは、炭・花・茶・菓子などの使い切りの消耗品の代金や水屋道具の使用料です。

 炭については特に「薪料」とも言います。
 花は「花代」、菓子は「菓子代」ともいいます。
 細かく定めている教室もあれば、料金が一律のところもあり、月謝に含まれていることもあります。

 月桑庵では、炭は別にしているので、炭を行うときのみ薪料をいただきます。
 また、奥伝以降は御道具も大分高価なものを使うようになりますので、水屋料をいただくことにしています。

 このほかに、お茶会の水屋料というものがあります。
 これは「水屋仕事の勉強を体験させてもらう」のに納めるお金です。

 え?手伝うのにお金を払うの?と思われるかもしれません。
 ですが、お茶会の手伝いをさせてもらえるというのは「特別な経験をさせてもらえる機会」であるということなんです。これを経験しておかないと、自分で茶会を開けるようにはなりません。

 ほかのお教室では人手を確保するために水屋料を修めなくてもよいとするところもあるそうですが、月桑庵は頂戴いたします。といっても、年に一度もないことですので、月100円程度でも貯金して置いてもらえればいいかなぁ~と思ったりする訳です。

 ちなみに、社中でお席をもつ場合、稽古である「お茶会へ行こう」以外で点前をしてもらう際には点前料が掛かります。

 なんだ、お金いっぱいかかるじゃない!と思われる方もいらっしゃいましょうが、他の習いごとの一舞台に掛かるお金を考えたら、安い物だと思いますよ(笑)