それが「出されたお茶を飲むのは失礼です」は本当か?という記事です。
そもそもなんで「出されたお茶を飲むのが失礼」なのか?
- 出されたお茶には手を付けないのがマナー
- 先方から「お茶をどうぞ」と促されたら「おそれながら」と手を付ける
- 「出されたお茶は飲んで当然」というのは「自分はお客さま」という意識の表れではないか
- 20~30年前から当然のルール
ということのようなんですが、出典もなにも不明。
というかですね、おもてなしとして出されたものは飲むのがマナーです。
日本は「もったいない」の文化なので、無駄にしないということを率先垂範します。
ですから、出された物は「いただきます」で喫んで構いません。
で、主客(亭主と客)の関係でいえば、相手の所に訪問するのは、自分が仕事を貰う側であってもホスト(亭主)は相手です。自分はあくまでゲスト(客)なんですね。
取引先を客というのは、自分たちが主体的になって考える場合であり、相手の事務所に赴いて相手を客扱いするのは、立場を知らないというか、勘違いも甚だしいということになります。
当然、遠慮しながら、いただきますと飲むものです。
しかしながら、飲み干していいかどうかが問題になります。
それは、「飲み干すのはお代わりを相手に催促することになる可能性がある」からです。
相手が煎茶を振る舞うのが好きな方なら、飲み干さなければ、二煎目や三煎目が注げませんので飲み干します。が、そうでないなら、喉を潤す程度にして、最低一口は残しておきます。そして、暇乞いをする前に頂ききって、暇乞いをしておもむろに立つ……というのがスマートですね。
ペットボトルや缶コーヒーなどは、口を付けなくても失礼になりません。
で、問題になるのは20~30年前からというフレーズ。
何かと似てませんか?
そう、お腹痛い礼とそっくりな構図です。
マナーとは「相手の気持ちを無碍にしない」ということが大事です。
レストランで料理の講釈をぶつのは「失礼」ですが、サロンでレストランの料理の批評をするのは「OK」な訳です。
時と場所と場合(TPO)に合わせて臨機応変にする。日本のビジネスマンは全員茶道を習った方がいいんじゃないでしょうか。