飾り蓋置とは、運び出しをしない蓋置のことで、棚に飾り付けておく格の高いものです。もちろん、趣向や流儀などによっては運び出しをすることもあります。

 運び出しをしないということは建水に仕込んで持ち出さないということになり、当然、飾り付けて持ち帰りません。

 この飾り蓋置で有名なのが「七種蓋置」です。
 「火舎」、「五徳」、「三葉」、「一閑人」、「栄螺」、「三人形」、「蟹」の七種ですね。

 この他に、「印」、「夜学」、「井戸」、「太鼓」、「輪」、「糸巻」、「駅鈴」が裏七種と呼ばれますが、「印」と「夜学」、「井戸」、「糸巻」が飾りで、「太鼓」「輪」「駅鈴」が運び出しの蓋置になります。

 竹蓋置は原則として運び出しの蓋置ですが、花押のあるものだけ、飾ることができるとされています。

 飾り蓋置と輪蓋置の見分け方は背の高さです。
 輪蓋置は、若干低くなおっており、柄杓に通して運んだ際に、握りこみやすくなっています。これを普通の飾り蓋置でやろうとすると、相当やりにくいことになったりします。是非試してみてください♪

 それぞれの蓋置の扱いはお流派でご確認くださいね☆彡