点心席は、前回と異なり、地階の一室。日和もよく、外で召し上がられる方もいらしたようです♪( ´▽`)
四人空くのを待つよりは……と、二人ずつになって、いただきました(笑)
実は、この日、一番弟子さんのお茶会デビューだったんです(*^_^*)
点心を食べ終えても、まだまだ時間に余裕があります。そこで、庭園を散策。すると、紅葉した一葉が落ちて、まだ紅葉していない楓に受け止められていまして、そこで一首_φ( ̄ー ̄ )
落つるとて受け止むるかな池の端の
いろはもみぢに霜は降りたり 月誧
筆を忘れてしまいまして、ちと悔しい気がいたしましたが、まぁ、仕方ないですね(苦笑)
なんやかんやと時間が近づき、寄付へ。離れなんですが、腰掛がない場所なので、椅子を並べられておいででした。
蹲を使って、並んでおりますと、全員揃ったようで、案内されて席入です。大寄せですので、拝見を省略して上座に。ちらりと床を見やって、道具も眺めつつ。
こちらはこちらで、侘びたいい佇まい。仙秀先生を枯れた中に花があると
表現すると、こちらは素のままの侘び。態とらしさも、衒いもなく、等身大の自分がいる……という感じでしょうか。
まず目を引くのが鳳凰文をあしらった仕覆なのですが、そのまま、水指に視線が吸い寄せられて離れません。それほど、存在感のあるお道具でした。南蛮とおっしゃっておられたかと思いますが、蓋はあとから和物を合わせたのではないか?とのこと。しかも、摘みが海老でして、元々は陶製塗蓋だったのではないかとも。
固く焼き締められた器膚は縄文が濡れると浮き立つそうですが、やはり借りた部屋の手前、そこまで濡らす訳にもいかないとのことで、心にその様を浮かべて置きました。
忘れるところでしたが、軸は「雲無心出岫」。次々と湧き出す雲というのは、岫ーー谷あいから無心に生ずるものである。あれこれと心の煩いを無くして、自然に、あるがままに……というご亭主の有り様がそこにあったかと。
花は、夏椿の照葉が一葉ある枝が入れてあり、丁度先ほど似たような景色を拝見いたしましたというお話をさせていただいたのですが、こういう時にこそ、すっと歌をお渡しできたらもっと素敵かなぁ?などと、あとから思ったり(爆)
点前の進む内、茶入が仕覆から出てきました。大肩衝茶入です。一瞬、黄瀬戸か!?と見紛う釉景。しかし、瀬戸の土はもっと白い。釉の途切れた部分は赤茶けて、美濃の土よりさらに黒く焦げたように茶色です。唐津か高取か……唐津は茶入をあまり作らないので
高取だろうなぁ……と思いつつ、ここはご亭主にお話いただくのがよし!と、話を振ると、やはり高取。侘びた南蛮水指に少しだけ艶やかでありつつも、やはり侘びた高取茶入。それらが引き立たせているのが茶盌。
高麗井戸。端整な作りで、きめ細かい器膚が手に馴染みます。ここは、表千家の流儀に倣って、同じ口の吸い茶で回しました。ウチでは本来、吸い茶は同じ口でいただきませんから、吸い口を軽く拭うだけなのですが、やはりここはご亭主の流儀に……と(^_-)-☆
この濃茶は緩めでしたが、大層美味しいこと! 私が今までいただいたお濃茶の中では二番目に美味しいお濃茶でしたよ!(一番目は北見宗晴先生の娘さん)
面桶に青竹、風炉先が障子になっているからと、屏風を用いず、青竹の結界に。これで、広間の濃茶がぐんっと引き締まります。
二盌目の生焼けの黒織部がまた素敵!黒なのに茶色をした織部好のゆがみ茶盌。へうげた格好の私がそちらでいただきたかった!という感じ。この日の恰好は、薗部先生の幻想天目でしたから、あの着物はなあに?あの髪型は?という好奇の視線も感じておりましたし(爆)
お席を堪能しつつ、最後のお席へと進みます。
(つづく)
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四人空くのを待つよりは……と、二人ずつになって、いただきました(笑)
実は、この日、一番弟子さんのお茶会デビューだったんです(*^_^*)
点心を食べ終えても、まだまだ時間に余裕があります。そこで、庭園を散策。すると、紅葉した一葉が落ちて、まだ紅葉していない楓に受け止められていまして、そこで一首_φ( ̄ー ̄ )
落つるとて受け止むるかな池の端の
いろはもみぢに霜は降りたり 月誧
筆を忘れてしまいまして、ちと悔しい気がいたしましたが、まぁ、仕方ないですね(苦笑)
なんやかんやと時間が近づき、寄付へ。離れなんですが、腰掛がない場所なので、椅子を並べられておいででした。
蹲を使って、並んでおりますと、全員揃ったようで、案内されて席入です。大寄せですので、拝見を省略して上座に。ちらりと床を見やって、道具も眺めつつ。
こちらはこちらで、侘びたいい佇まい。仙秀先生を枯れた中に花があると
表現すると、こちらは素のままの侘び。態とらしさも、衒いもなく、等身大の自分がいる……という感じでしょうか。
まず目を引くのが鳳凰文をあしらった仕覆なのですが、そのまま、水指に視線が吸い寄せられて離れません。それほど、存在感のあるお道具でした。南蛮とおっしゃっておられたかと思いますが、蓋はあとから和物を合わせたのではないか?とのこと。しかも、摘みが海老でして、元々は陶製塗蓋だったのではないかとも。
固く焼き締められた器膚は縄文が濡れると浮き立つそうですが、やはり借りた部屋の手前、そこまで濡らす訳にもいかないとのことで、心にその様を浮かべて置きました。
忘れるところでしたが、軸は「雲無心出岫」。次々と湧き出す雲というのは、岫ーー谷あいから無心に生ずるものである。あれこれと心の煩いを無くして、自然に、あるがままに……というご亭主の有り様がそこにあったかと。
花は、夏椿の照葉が一葉ある枝が入れてあり、丁度先ほど似たような景色を拝見いたしましたというお話をさせていただいたのですが、こういう時にこそ、すっと歌をお渡しできたらもっと素敵かなぁ?などと、あとから思ったり(爆)
点前の進む内、茶入が仕覆から出てきました。大肩衝茶入です。一瞬、黄瀬戸か!?と見紛う釉景。しかし、瀬戸の土はもっと白い。釉の途切れた部分は赤茶けて、美濃の土よりさらに黒く焦げたように茶色です。唐津か高取か……唐津は茶入をあまり作らないので
高取だろうなぁ……と思いつつ、ここはご亭主にお話いただくのがよし!と、話を振ると、やはり高取。侘びた南蛮水指に少しだけ艶やかでありつつも、やはり侘びた高取茶入。それらが引き立たせているのが茶盌。
高麗井戸。端整な作りで、きめ細かい器膚が手に馴染みます。ここは、表千家の流儀に倣って、同じ口の吸い茶で回しました。ウチでは本来、吸い茶は同じ口でいただきませんから、吸い口を軽く拭うだけなのですが、やはりここはご亭主の流儀に……と(^_-)-☆
この濃茶は緩めでしたが、大層美味しいこと! 私が今までいただいたお濃茶の中では二番目に美味しいお濃茶でしたよ!(一番目は北見宗晴先生の娘さん)
面桶に青竹、風炉先が障子になっているからと、屏風を用いず、青竹の結界に。これで、広間の濃茶がぐんっと引き締まります。
二盌目の生焼けの黒織部がまた素敵!黒なのに茶色をした織部好のゆがみ茶盌。へうげた格好の私がそちらでいただきたかった!という感じ。この日の恰好は、薗部先生の幻想天目でしたから、あの着物はなあに?あの髪型は?という好奇の視線も感じておりましたし(爆)
お席を堪能しつつ、最後のお席へと進みます。
(つづく)
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