厳しい暑さの続くなか、みなさま如何お過ごしでしょうか。ようやく梅雨も明け、炎暑が押し寄せてまいりました。さながら夏本番といったところですね。

 といった時候の挨拶は、日本の文化として大切にされています。夏の土用(立秋前の18日間)に出すという地域や、暑中(小暑から立秋前日まで)という地域、梅雨明け以降という地域がありますが、基本的には「大暑が始まってから出す」のが一般的です(これは寒中見舞いと同様ですね)。

 暑中見舞いに関係して、残暑見舞いがありますが、これは立秋を過ぎて出すものとなりまして、これには「欠礼言上」の意味があります。

 本来、暑中見舞いは中元持参を欠礼する場合に送るものでありまして、旧暦七月になる前に出したものですが、現代では中元を旧暦でする方は少なくなってしまいましたので、若干意味が変わってきてしまいました。

 で、実は「暑中見舞いと称して贈るのは御中元である」ということが解ります。暑中見舞いができなかった相手に対しては、「残暑見舞いと称して御中元を贈る」訳です。

 こういう暦事は、旧暦や二十四節気を基準に考えると、いいということが解ります。

 新暦盆をされる地域への贈答は「そちらでは時季外れとなるかもしれませんが」と添えるとよいかと思いますが、私としては、旧暦でしたいところです。

 年賀状のこともそうですが、どうも旧暦の方がしっくりくるんですよねぇ……。

 みなさんはどう感じられますか?