6月の「お茶会へ行こう」のお道具は駅鈴蓋置と槍鞘建水。

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唐銅槍鞘建水

 槍鞘は七種建水の一つで、長建水に分類されます。縦長く、槍の穂先につける鞘のような形をしていることから、槍鞘建水と呼ばれます。

 長建水は槍鞘の他に棒先と箪瓢がありますがいずれも、底に蓋置を据えることができません。このため、斗(ひしゃく)の首をおとして、柄に蓋置を通して持ち運びます。このため、長建水は飾付けることができません。

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 え?!これが蓋置?と思われる方もいらっしゃるかも。

 元々はこれ、駅舎で馬を借りるときの証だったんですね。

 駅舎というのは、律令制で全国の街道に置かれた国営の駐馬で、伝令などに馬を貸していました。

 だから駅という字には馬がつくんですねd(^_^o)

 睪は罪人を数珠繋ぎにした象形文字で、ここから「次々と」という意味が生まれました。馬を次々と繋いでいる様子を表したのが駅という字です。

 二つの輪を重ねてその間に球を入れ、鈴のような音が鳴るようになっています。

 駅鈴は吹貫の一種で、長建水に合わせる蓋置です。

 駅鈴は馬に因み、槍鞘は槍に因むことから、端午の節句などにセットで用いられることが多いです。

 男の子の七五三などの御祝いの席や男の子のお運びデビューなどにも丁度良さそうですね♪( ´▽`)

 男っぽい点前になりますので、是非ご覧くださいませ♪( ´▽`)



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