前日、吹雪のなか、準備を万端に整えてまして、腰を痛めた宗地です(苦笑)

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 雨が降ろうが槍が降ろうが開かれるのがお茶会・お茶事。日頃からの雨対策・雪対策が大事です。

 十三年ぶりの大雪となった東京ではありましたが、当日は着物日和のいい晴天。が、残念なことに、皆様、雪が深くて着物をお召しになられませんでした……残念!

 お道具立ては、六々斎書の「松無古今色」に細い竹の掛け花入で、啓翁桜。

 炉椽は岡本陽斎作真塗。釜は高橋敬典作阿弥陀釜。置炉はいつもの杉木地壺々透。風炉先もいつものです(^_^)

 道場宗廣襲名前の作で、一閑長板小随流斎好。永田宗伴宗匠(㐂翁)在判。織部の寄せ皆具で、蓋置は三人形。

 棗は道場宗廣作、金網目蒔絵朱中棗。茶杓は染竹中節。


 略式とはいえ、自宅で初めての懐石です。
 緊張と言うかバタバタしすぎ!
 ご飯の炊き忘れをやらかしました(爆死)

 慌てて前茶形式に切り替え、先にお薄をお召し上がりいただきました(爆)
 で、なんとか時間の調整をいたしまして、略式懐石。

 終わった感想は「やっぱり道具が要る」ってことですね。

 入子丸盆はあったのですが、角盆がなく、連客のものを運ぶのに困りましたし、やはり四椀は必要です。この際、メラミンでもいいか?などと妥協の話もでました。

 何よりの進歩は、母が「味噌汁と煮物椀頑張るわ」と「お茶会へ行こうとは別でなきゃだめね」とのこと。

 と言う訳で、来年からは、二月の初釜はお茶会へ行こうとは別に行うことにしました(母的には一月がいいと言い募ってますがw)。

 お節についてはお重でだそうよ……という私の意見は未だに無視されていますが、きちんとした形式に則った順番に変えて来年リベンジです♪

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