奥秘というのは、基本的に何かの点前のルーツになっていることが窺い知れます。

・真之真
・真之行⇒真台子
・真之行草⇒「おそらくは」穂出しのルーツ
・真之草⇒盆点・和巾点前のルーツ
・行之真
・行之行⇒乱れ・乱飾
・行之真草
・行之草
・草之真
・草之真行⇒茶筌飾のルーツ
・草之行
・草之草⇒中置のルーツ

 行之点前は基本的に「乱れ」である。
 乱れとは、和物と唐物の混在を意味するようでもあります。

 当流の奥秘はどうなんだろう。
 私の予想では、奥秘はどこでも変わらないもので、茶道は一つになるということなんですが……(もちろん時代が下ってあとから追加された点前もあるでしょうが)。

 とりあえず、メモ書き程度に。