またまた新しいテーマを作りました。
 今度は「茶事・懐石」です。

 茶事の話は何回か記事にしてますので、いずれこちらのテーマに移動させます。

 このテーマを作った理由は、佐々木三味著「お茶事」という本を借りたからであります。
 尾山さんがいろいろ送ってくださった中に、この本がありまして、佐々木三味さんというのは、裏千家の方なのですが、その著作にはかなり「おぉ!」と思わされることが多く、好んで読ませていただいている方です。

 お茶事に興味というか、お茶事を調べることにしたのは、初釜をやりたいからです。
 初釜の献立を母に任せていたら、汁ものを吸物にするとか、煮物に煮染めを出すとか言い出したので、「本当にそれでいいのだろうか?」と考え始めたからです。

 汁物は京仕立ての甘味噌か合味噌の味噌汁であるというのが一般的かと思いますが、母は「吸物でダメじゃない!」と言いまして(そもそも母は味噌汁が嫌い)、吸物を出すことになったんですね。それは、我が家に汁椀がないからでもあるのですが。

 煮物は、本来真薯であったり、ふろふき大根や、湯豆腐などでもよく、清汁(すましじる)仕立ての料理で、ご飯を食べるためのものであるとのこと。餡かけなどでもよく、汁を一口飲めるようにしておくものだそうです。

 それほど、たくさんの懐石を食べた訳ではない私と、会席が主の母とでやるので、喧々諤々、喧嘩しながらの献立となっている訳です。

 まぁ、そもそも、懐石道具を買ってから始めればよいことなんじゃないのか?と思わないでもないですが(というか、お茶会へ行こうですべきことじゃないとも思います)、やると言った以上やらねばなりません。

 不毛な戦いな気もしますが、頑張って、茶事を催せるようになりたいと思います。