都流教授者宛のお手紙で、扇棚の募集が始まりました。

 初伝の棚ものには扇卓と書かれている扇棚…なかなか買う機会が有りません。こうして家元がお声掛けをしてくださる時だけです。

 なんといっても、このお棚は市販されていないものだからです。

 師匠は採寸して大工さんに作らせたとか(笑)

 このお棚は天板が扇形になっているお棚で、天板が二枚あります。これは重ね扇といって、芝点てのあるお棚という珍しい使い方をします。

 普段は天板は重ねません。

 面白いのは要のところに房があるため、房を左右に分けて扇の骨に当たるところに流します。

 流派三棚の一つで、残りは都棚、筧棚。三角棚(みすみだな)も数えることがありますが、流派の独自のお棚ではありません。

 粗食になろうとも、これは買わねばなりません!