今日は御稽古の話……というか、道具のお話。

私の師匠が、とある先生にお道具をお貸ししたのですが、去年そのお道具が返ってきました。
去年掃除をしたときに「あ、糸巻棚がある」と気づいていましたが、それ以外の御稽古が多く使うこともなかったのですが、先日、開けてみて唖然。

①地板がない

 糸巻棚というのは、地板が外れる構造になっていて、置き水指と運び水指ができるようになっているんですね。ところが、この地板がないため、運びしかできなくなっています。


②鰭板が違う

 糸巻棚には、鰭板と呼ばれる板が6枚ついています。向付の地柱に4枚(各2枚)、手前付の地柱に2枚(各1枚)付けるのですが、鰭板がなにやら緑色の別の木材でつくられたものがついています。青漆爪紅なので、爪紅になっていないといけないのですが、全部緑になっていました。


③中板と天板に紙が貼りついていた

 きちんと水分を取って仕舞わなかったのでしょう。濡れたまま紙に包んだために、紙が貼りついていました。まあ、濡らして取ることはできましたが……


④天板の裏面と中板の表面に縞模様が

 これが一番ひどかったです。
 紙をはがしてみると、なんと「虎縞」になっている……えぇぇぇぇぇぇ!?
 あまりにもひどい。

 茶人として道具を大事にしないのも困りますが、壊してしまったのなら、謝罪して弁償ないしは新しいものを買い求めてお返しするもんではないのでしょうか。
 とても残念でなりませんでした。
 母と相談して、別のもので地板を作って先生に差し上げようということになりましたけど、ねぇ……。

 茶人として、恥ずべき行為じゃないだろうか……と感じました。


 さて、土曜日は久々の御稽古でした。
 GWはお休み、11日は12日の「お茶会へ行こう」の準備があるので、お休みさせていただいたんで、実に三週間ぶり。

 文琳を出して濃茶を。
 うん。もっと稽古しなくちゃ。
 特に濃茶は濃茶を点てる様になって日が浅い(といっても数年は経ってますけど)ので、抜けているところがところどころ。
 気づけばできるんですが、流れがつっかえる部分がある(帛紗をするっと抜くと草の捌きをしそうになります)。
 家に帰ってエアでやってみたら動けたので、あ、思い出せてるな……とは思いましたが。
 そう、しばらくお薄ばっかりやっていたので、手がとっさに動かなかったんですねw

 自主練も含めて、薄茶濃茶と連続で二服点てをやって、もっと上達しませんとね。でなければ、御茶事はできませんし、どんな場面でも、何を所望されても、点てられるようになってこそ、茶人ですものね。

 とはいえ、ウチのお流派は濃茶席が少ないように、御濃茶ってあまり点てないんですよね~。
 今週も御濃茶の御稽古で、日曜日は自分でも御濃茶点てて、練りの具合を確認しようっと!