茶道には男点前と女点前があります。

それは小さな差ですが、見え方は大きく違います。
女性は女性らしく。
男性は男性らしく。

①男は肱を張り、女は脇を収める
 男性は体の外に肱を出し、女性は肱を体に沿わせて点前をします。

②蓋の釜
 男性は素手で、女性は帛紗を使って扱います。

③鬼面風炉の鐶
 男性は素手で、女性は帛紗を使って扱います。

④帛紗の取り方
 男性は外にまくって、女性は内側に折りたたむように引き抜きます。

⑤歩き方
 男性は畳一帖を四歩で、女性は六歩で歩きます。

⑥火箸など
 男性はそのまま高坐で、女性は半歩膝を出して扱います。

ざっと書き出すだけでこれだけ違います。
江戸間ですとこの違いは判らないかもしれませんが、本間でやられると本当に「違う!」と解ります。