このブログは資格専用として作ったので、仕事のことはブログに載せないつもりでした。だけど、これからは受験回数が減るので、ネタとして投稿できる記事が少なくなります。だったら、仕事のことでも載せようかなと考えました。(受験回数が減るのは、仕事がハード過ぎて勉強する余力が残っていないためです。本当はもっと受験したいのですが、仕事優先なので・・・・・・ サラリーマンの宿命です。札束

 
自分は職業訓練校から都内のビルメン会社に40代後半で就職しました。ビルメン業界は未経験でしたので、条件の良い会社は全て書類選考落ちでした。何社か落ちた後に、最初の書類選考が通った会社に就職出来ました。(訓練校の求人は書類選考が通った時点で、余程酷くない限り内定確定です。ハロワの求人のように受からせるつもりがないのに面接はしません。)
就職した会社は底辺系列(大企業の孫会社)と言われるビルメン会社です。孫会社なので大企業の福利厚生は使えません。(福利厚生が使えるのは大体子会社までです)
給与はビルメン業界の中ではマシな方です。ビルメン業界の給与水準が、定年退職したお爺ちゃんが年金をもらいながら働くことを想定しているので、ビルメン業界の給与が平均サラリーマンの5割から6割です。なので、ビルメン業界ではマシな方と言っても、給与は平均的なサラリーマンの6割程度です。
 
ビルメン業界の最大のメリットは就職のし易さです。うちの会社もそうですが、60歳までなら未経験でも正社員になれます。他の業界では、まず考えられない事です。よく、人生最後の砦とか言われます。訓練校でも高齢者を簡単に就職させることができるので、ビルメンのコースを乱発しています。これが、今後コロナの影響でどうなるかわかりませんけど。
 
自分は商業施設のビルメンをやっていますが、仕事はかなりハードです。仕事内容に対して、給料が見合っているかというと、全く見合っていません。危険な作業や重労働が多い上、夜勤やかなりの残業をやって、給与は平均的なサラリーマンの7割くらいです。
ビルメンの現場で病院、ホテル、商業施設はハズレと言われますが、正にその通りだと思います。特に病院は感染のリスクもあるので、一番最悪な現場です。当たり現場と言われるのが、オフィスビルや公共施設です。うちの会社もオフィスビルを受け持っているのですが、常駐じゃなくて巡回です。今後、オフィスビルは常駐じゃなくて巡回に切り替わっていくと思います。(オーナーからしてみれば、殆どトラブルが起こらないのに常駐させておく意味はないですからね)
 
ビルメンの人間関係は現場にもよりますが、共通して言えることは未婚率が異常に高い事です。結婚している人の数が圧倒的に少ないです。自分も含めてなんですが、40代、50代の殆どが独身です。給与が低すぎるので、共働きでない限り、家族を養っていくことは厳しいです。
後、働かない人が異常に多い。商業施設なので色々なトラブルが発生して仕事はあるのですが、同じ人しか仕事をしていません。ネット見るか、寝てるか、タバコ吸ってるだけで、全く仕事せずに帰る人がいます。特にベテランになるほど、仕事はしなくなります。オーナーから見れば同じ人工で計算しているので、仕事してない人がいるお陰で、他の人に皺寄せがきます。
まともな人は仕事を覚えたら転職しますので、結局カスしか残らなくなります。
 
他にも書きたいことは色々ありますが、気が向いたら投稿していきます。鉛筆