前回の第2種電気工事士(実技)試験に不合格になり、不合格の原因と思われるランプレセプタクルのカバーを検証してみた。
 
 
自分が試験で作成したランプレセプタクルの配線の写真
※ケーブル折り曲げ部が割れているが気にしないで下さい
 
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この状態でカバーを閉めた場合、カバーは閉まらない。(上部のシースの飛び出す寸法はホーザンの動画と同じ5mmくらい出した)
 
 
カバーを閉めた状態の写真
 
 
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カバーがかなり浮いている。これでは完全に不合格である。
 
 
カバーを強引に閉めた後の配線のキズの写真
 
 
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白と黒の両方の配線にキズが付いているのがわかる。強引に閉めれば、閉まることは閉まるが配線にキズが付いてしまう。(強引に閉めれば大丈夫という考えは間違っていた)
 
 
シースを完全に引っ込めた状態の写真
 
 
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これだとカーバーが配線に全く当たらずにスムーズにカバーが閉まる。電気センターの欠陥を見てみると、上部にシースを出さなくても欠陥にはならないみたい。(下部から絶縁被覆が見えるのはNG)
 
 
その他の検証
ホーザンの動画と同じように外装ストリップを50mmにして、ランプレセプタクルに取り付けて、カバーが当たらない位置を試したが、50mmだと絶対に当たる。
よって、外装ストリップ50mmで、シースを上部に5mm出すやり方だと、間違いなく欠陥になる。ホーザンの動画が説明している外装ストリップ50mmは長すぎるし、シースを上部から出す必要もない。
 
まとめ
ホーザンの動画を信じて、そのまま作ると間違いなく欠陥になる。(今の基準だと不合格にもなる)
ランプレセプタクルの外装ストリップは40mmでよく、長すぎた場合はシースを引っ込めればいいだけ。

ホーザンの動画を見ていても、配線がかなり盛り上がっているので、絶対にカバーが閉まらない。この動画の投稿者はカバーが閉まらないのは欠陥じゃないと勘違いしている。ホーザンともあろう有名な企業がこんな間違いをして欲しくない。プンプン