クリノクロアその緑色の石は わたしには黒にしか見えなくて 緑に見えてほしいのにと 見つめるほどにもどかしい けれども 写真に撮ったり鏡に映ると 確かに緑色の石である 緑の泥の石は わたしには黒い海のよう 緑色に見えるとき それは凍った葉っぱのよう 日の光があたったときは まさに葉っぱの生命力 けれども石自体は日光に弱く 強い石の力には負けるという 負け続けることで純粋である 君の強さに 確かな存在感に わたしは救われる