山の上で
湖の上で
雲が遊ぶ遊ぶ
望遠鏡を覗いて見たような山
遠いはずなのに近い
同じ構図、色をかえて表情が変わる
作家はペンの色をかえても何もかえられぬ
見る角度を変えなければ
君の目か、私の目か
風景の中に想像がしのびこむ
抽象
動作に感情が帯びる
リズム、パラレリズム
ひとりの画家の何枚もの絵を見て
わたしも書かねばと思う
秩序調和反映反復
習作
わたしにも習作が必要なのだ
何度でも書けばいい
習作と思って
同じ主題を書いて
構図を固めればいい
動きのある絵とはつまり
絵本の絵のようなものだ
流れていく
次の場面へ、まなざしの先へ