矢 はるか遠くから わたしを撃つ白い矢は 胸の谷を通り抜けて その先のわたしを映す もしもこの痛みが 幻だと気づいても その記述を消せないなら 見つめるしかない 小さなズレが致命的に行き違うけど 時か場所か反転する軸ですべては変わる 夕凪に身を潜めても 陸風が星を揺さぶる 二次元が本質だとしても 重力が逃げ出す次元がまだある