皆さまこんにちは！ダークダックス館林音楽館です🦆先日の開館日、とても不思議な出来事がありました。
音楽館へ届いた一本の電話。ファンの一人でいらっしゃり、開館日などのお問い合わせだったのですが、よくよくお話をしていくと…
長野県木祖村・味噌川ダムにある「絆」の歌碑除幕式に、ダークと共に出席なさったというお方だったのです。そのお方は、シンガー・ソングライターの田口徹さんでした。この除幕式は1997年7月のこと。作詞の藤公之介さん、作曲の森田公一さん、そしてダーク4人が招待されたのですが、森田公一さんの都合がつかず、藤公之介さんと旧知の間柄だった田口さんがアシスタントとして同行することになったのだそう。
ダーク・藤さん・田口さんの6人は、特急列車で木祖村を目指すのですが、運悪く台風が直撃。列車が運転見合わせとなってしまい、車内にカンヅメに。覚悟を決めた6人は、車内販売からビールとおつまみを沢山買い込んで、乾杯したのだそうです。
現地へ着いたのは夜遅く、もちろんセレモニーは終わった後。それでも翌朝は台風一過の晴天のもと、めでたく除幕式が催されたのだそうです。
「笑顔のダーク 中央に立つのは作詞の藤公之介さん」
田口さんはこのとき、「俺たちはまもなくこの世を去るが、あの歌碑は朽ちることなく永遠に残るんだろうな」とゲタさんがつぶやいたのを、とても印象深く覚えてらっしゃるそう。この後程なくして、マンガさんは病に倒れられます。このお写真は、4人が揃ってファンに元気な姿を見せてくれた、最後に近いお写真だそうです。
「絆」の歌碑の存在は、私たちも知ってはいましたが、どうしてここに？という由来は、よくわかっていませんでした。そこに届いたこの写真とエピソードは、もちろん知られざること。感激と喜びがこみ上げ、夢中で長電話をしてしまいました！
奇跡のような田口さんからのお電話が結んでくれた、その後の不思議な縁は、次の更新でご紹介いたしますね！
写真とエピソードをご紹介下さった田口徹さん、本当にありがとうございます！ご来館を心からお待ちしております！