ブログなんか書くのは久しぶりだ。
そしていきなりのパチンコ業界批判なんぞを。
5月~6月、399分の1のMAXスペックばかりがメーカーからリリース
されるという、打ち手の選択肢を無くす酷い仕打ちによって、
私の収支はかなりのマイナスを食らう事になったわけだ。
だがここ最近は、ライトミドルが充実してきて復調傾向。
それは個人的なものでまあどうでもよいんだが、
問題はこの業界全体だろう。パチンコ雑誌に必ずDVDが付く様になり、
それは見ることも多いのではあるが、
その出来たるや「最近はどうなっているのか?」という疑問ばかり。
パチンコの遊戯の方向性を模索する事をメインとする「ガイド」については
まだ観れるレベルにはあるんだが、人気のある女性ライターが、
他のライターに対して悪態をついてばかり
(悪戯ばかりしたり、そもそもの企画ルールを変更したり)するのは、
いただけないし、見ていて非常に腹が立つ。
そういう事をせんでも、特に問題の無い容姿だし、
進行等も上手いのだから、それで十分とも思えるのだが、
あれは演出では無く、「地の性格の悪さ」なのか?????
まあそれでも「ガイド」の方のDVDは、
そこに目をつむれば良いだけな分、まだ良いと言える。
「マガジン」の方のDVD、これが酷い。
あちこちのメーカーに媚を売っているのが丸見えで、
個人的にまともに見れるのが「おっサン!鑑定団」しかない。
マガジンのライターが、DVDでのショールーム実戦で、
「わぁ、これはすごい!」を連発して、過剰な演出から大当たりになるのを
見ていると、実際にホールで実機で打つのとの差が激し過ぎる。
「そう簡単には当たらないMAXスペックの台」も、ショールームで打てば
確率はおそらく10分の1(確変状態と同じぐらい)に
設定をされているはずだし、各種プレミアムの発生度合いだって、
ホール導入の台よりは格段に高く設定されているはずだが、
そういった事実は隠して「わぁ、あれはすごい」「本当に当たりやすい」
「この演出満載なつくりはやるしかない」みたいな事を
平気な顔をして言う。
こうしたDVDの内容は、全ての箇所にとってマイナスにしかならない
事を、ブログ内という小さい枠ではあるけれど、声高に叫んでおこう。
もしDVDを見たユーザーが、
全くのパチンコ初心者で「初見」であるとしよう。
その時に起こる現象は以下の通りである。
「DVDを見る」⇒「すごい演出で面白そう。ホールで打ってみたい!」
⇒「大して釘の良くない事が多い、実際のホールに足を運ぶ」
⇒「DVDとは差のある、全く回らない台を、演出見たさに
投資を重ねながら打つ」
⇒「あれ、おかしいなぁ………DVDでは色々な演出が出ていたのに…」
⇒「うわぁ、もう3万円もお金を使っちゃったよ………
一体どうなってるの???」
⇒「もうお金無いよ。DVDの内容は嘘じゃん。
すごくつまらないからもう打つのは止めよう。
(あるいは、今度は1パチで打つ事にしよう。)」
メーカー
⇒ホールに通うユーザーが全く増えないので、台をホールに入れて
もらえない。台をホールに入れてもらうために過剰な演出を施し、
台自体の値段だけ上げて、結局ホールから搾取することでしか
生きられない様になる。
ホール
⇒メーカーからの過剰な営業に辟易するが、むげにも出来ないので、
ある程度以上はメーカーに従って台を導入せざるを得ない。
にもかかわらず、新規ユーザーの獲得が上の様なDVDの弊害に
よって妨げられるようになってしまうので、なかなか新規ユーザー数が
増えてくれない。仕方が無いので、禁煙、空気清浄機、
休憩スペース(漫画等が読める)、マッサージ機等、
全くパチンコそのものの要素とは関係の無い部分を充実させる。
だがそのための設備投資についても、釘で回収するしか無くなる。
結果として、非常に悪い釘の台しか置けない様になる事が多くなる。
ユーザー
⇒新規ユーザーは上の様な流れで「流出」してしまうので増えない。
私をはじめとする旧来ユーザーは「いつもホールの釘が悪い」事に
嫌気が差す。いつまでも釘の状況が悪いので、自分がお気に入り
だったホールを離れたり、様々な地域に移動をする事でしか
稼働をさせる事が出来なくなる。
最良の選択肢が「打たない事」や「1円パチンコだけにする事」になる。
結果、ユーザーはホールに対してお金を使わなくなっていく。
私にしてみれば、それは「ギャンブル」ではなく「娯楽」だが、
結局のところ「ギャンブル」目的のユーザーは減り、
使うお金も当然減る。
パチンコ雑誌自体
⇒メーカーから金をもらい、依頼をされてショールーム実戦をし、
そこでの演出がすごい事を伝えるものの、
その結果が上の様な結果であり、
その事は「実際にはお金を使うのに嘘ばかり書いている」という
読者の評価しか受けないので、雑誌は当然売れなくなる。
初見の読者は増えないのだから、今買っている読者に媚びた作りに
せざるを得ない。結局メーカーからの支援、スポンサードを当てにする
つくりになるのだが、上に書いた様にそれでは業界全体の発展は
全く見込めない。故、共倒れになる。
台の価格を40万円もさせて、無駄に過剰な演出と役物をつけて、
台の導入数が難しいから「台の単価」で売上をカバーしようと
躍起なメーカーサイド。
メーカーサイドの圧迫と、コアユーザーのパチンコ離れ、
低貸しへの流出、さらにはイベント規制の影響で、
店の存続自体が危ない、苦しい状況のホールの増加。
苦しい状況のホールが増加し、その結果として悪い釘の台しか
打てなくなり、結果コアユーザーからの撤退、
マイホールが無くなる様な状況にさらされるユーザー。
つらい経験しか出来ない可能性が高くなっている初見ユーザー。
メーカーに媚び、メーカーにとって良い事を伝えているつもりが、
結局はメーカーどころかホールの為にも、ユーザーの為にも、
さらには自分自身の為にもなっていないパチンコ雑誌。
4者全てにとって、マイナスな要素ばかりが増幅している。
パチンコ業界全体がつぶれる事を危惧し、
批判しているヒロシ・ヤング氏や大崎一万発氏は的を射ている。
彼らは「自分達の為に」それを伝え続けているアンチテーゼだが、
目的が「自分達の為」であったとしても、業界のからくりの異常さ、
そしてそれでは業界全体が衰退しか無い事を見抜き、推察し、
そこに対してメディアを通じて「これではダメですよ」と伝えている。
私は昔の「何十万勝ちました!」というパチンコ打ちでは無い。
恐らくそういった良き時代が過ぎたか、まだギリギリという頃、
「モンスターハウス」「大工の源さん」がヒットした頃に学生だった世代。
だからパチンコだけで生活が出来る様な事は知らない。
2012年の収支がプラスに転じたものの、パチプロでも無い。
だがたぶん今現在、仕事終わりの20時過ぎからの3時間実戦が
中心とは言え、週に3・4回はパチンコを打っている自分は、
恐らくは現在の中では「ヘビーユーザー」の類だろう。
だからこそ、ヘビーユーザーの1人として書いておこう。
確実にこのままのパチンコ業界では「つぶれます」な。
上に書いた様に、関係する4者全てがつぶれる方向で
動いているんだもん。そりゃ、つぶれるよ。
4者が全て努力しなきゃダメ。
メーカーは過剰な演出と役物を止めて台の価格を下げる事。
ホールは毎週の新台入れ替えを止めて、
釘を良好にする事を先にやる事。
ユーザーはDVDや変な攻略法を過剰に盲信しない事。
そして釘が良い台をなるべく探して、楽しめる様にする事。
あと、負けても「業界に貢献した」ぐらいの広い心を持つ事。
パチンコ雑誌は、実戦ホールにおける台の楽しみ方を伝える事。
過剰にショールーム実戦で騒ぎ立てず、その実戦がショールーム
のものである事をちゃんと伝える事。
ライターならライターらしく、リリースされるメーカーの台について、
DVDに出演する前に、最低限スペックや信頼度の高い演出ぐらいは
知見を高めておく事。
そういった「業界が下火だねぇ………」と批判をする前に出来る事を、
各々がやるべきである。そうでないと本当に業界全体がつぶれる。