1/4、深川不動尊参拝後、ちと散歩がてらに上野駅周辺を散策していた所、気になるお店を見つけた。そこには「麺屋武蔵 武骨相傳」と書いてあった。名前から新宿にある武蔵の系列店であることは分かったが、それより問題なのが、「相傳」の読み方。うん、全く読めない。取りあえず「そうなんたら」でいいや。それに、昼御飯が3時頃で現在まだ5時。全く腹は減っていない。そんな訳でそのまま過ぎ去るはずだったのだが、ある文字が目に入ってきた。
「並盛り~大盛り料金同額」
ムムッ!並と大盛りが同額か。うぅ~、この言葉に私は弱いのだ。さて、どうする?腹は減ってないぞ、腹は減ってないぞ、腹は減ってないぞ…。そして、私は決断を下した。
「ウンッ!行こうっ!」(´∀`)
「上野にはたまにしか来ないしね」「話題のありそうな物も食べないと」「5時だから太らないよ」等、都合の良い理由を付けて結局入店。味見のつもりで、並盛を食べようと一応条件は付けてはみたが。しかし、入店すると、ある表示が目に入った。
「特盛り+¥100」
何イィィーッ!大盛りの上がまだあったのか。しかも、これだけ+¥100と特別扱い。一体どんな物なのか?見てみたい。さて、どうする?腹は減ってないぞ、腹は減ってないぞ、腹は減ってないぞ…。
食っちゃるっっっ!(・∀・)
結局、好奇心を抑えることができず、特盛りを注文。味の方は、白・赤・黒と3種類あるので、一番普通そうな白で注文。そして、待つこと数分で出てきました。
どんぶり一杯の麺と大きな焼豚。これはちょっと想定外。つけ汁は普通の豚骨魚介醤油っていう印象。早速食べてみると「ウンッ!美味いっ!」。濃厚な豚骨魚介のつけ汁に、わずかながら柚子な何かの爽やかな香り。コシのある麺に、ブリブリとした食感の荒々しい肉の味がする焼豚。さすが武蔵と感じさせる一品。しかし、そんなことを感じていたのは最初だけだった。
「ちくしょぉ、減らねぇ…。」デカ盛りメニューを頼む時は大概こうなるんだが、中々減らないことに嫌々な気分になってくる。しかも、コシのある麺は噛むのに顎が疲れるし、今日は腹も減っていない。その上、濃い味付けの物は飽きるのが早い。1/4食べた辺りからきつくなってきた。そんな時に、店員さんが声を掛けてきた。
店員「特盛りつけ汁、冷たくなったらこちらお使い下さい。」
アアアアァァァ~ッ!つけ汁が追加になったぁぁぁ~。普段だったら嬉しいサービスも、今の私からすれば、単なる試練だ。うぅ~、きつい。水を飲んだら残してしまいそうだ。しかし、我が辞書には食べ残しは存在しないっ!水を飲まずに淡々と食べ続ける。そして、
20分でかろうじて完食。ご馳走様でした。 ちなみに、「相傳」は「そうでん」と読むらしいです。