今年の１月、私は猛烈に焦っていた。何故なら、１２月に受けた面接全てが落ちてしまったからだ。大企業に受かりにくいのは当然のこととはいえ、中小・零細にもことごとく落とされる。リクルートエージェントが紹介してくる企業はろくな待遇の企業はない。彼等は商品価値の高い人材には良い求人を紹介するなんて説を聞いたことはあるが、現状からすると私は良い人材ではないのだろう。異業界の未経験職に就きたいのだから当然か。ちなみに、前職は営業でした。自分から望んだ訳ではなく、新卒採用の際に、会社は『営業職』しか求めてなかったので、成り行きで営業職を行っているのである。営業なんざぁ～はっきり言ってやりたくないのである。
しかし、転職活動して気付いたことと言えば、「異業界・異職種への転職は３０歳を過ぎるとほぼ不可能」と言うことである。異職種への応募は書類の段階で全滅、仕方なく営業に応募してみても、異業界の場合は大概同じく書類落ち。企業は３０歳を過ぎた人材に１から教えるつもりはないのだ。私がかろうじて書類が通る企業は、似た様な業界か対法人への営業を行っている企業ばかりである。
けれども、面接が中々攻略できない。一応、最終まで行った企業もあるが、やはりそこも駄目であった。切羽詰まって来た私はハードルを下げる選択をした。
契約社員になろう！(＞_＜)
別に契約社員になりたい訳ではない。正社員が受からないので、仕方なく選択肢を広げただけである。中には正社員登用がある場合もあるので、それを実施している契約社員を目指すことにしたのだ。で、何とかそんな企業の面接に進めることが出来たのだ。しかも、某大手商社の孫会社と来た。これは期待出来るぞぉ～。
が、現実はそんなに甘くなかった。この会社、営業職に対してもタイピングテストがあったのだ。お恥ずかしいことであるのだが、私は『タッチタイピング』が出来ないのである。このブログも手元を見ながら打っているのである。キーの位置は大体分かっているのだが、ホームポジションが出来ないのである。訓練すれば出来るのであろうが、大学時代も情報処理の講義を受講しなかったので、そのままになっていたのだ。無論、前の会社は全てにおいてロクな教育がなく、「営業は１日２０件回れえぇぇーっ」ばかり言っている会社なので、当然身に着くはずがない。
で、やってみた訳だが、終了後に判定らしきものが表示された。うる覚えだが確か「D」だった気がする。まぁ、良い評価でないことだけは間違いない。
その後には面接が待っていた訳だが、ここでも『異業種』であったことがかなり厳しく追及された。やはり、何故異業種に転職するのか、そして何故受験している会社の業種を選んだのか、これが言えないと苦戦は免れない。色々と言い訳をして何とか話を繋いで１時間程面接を続けることは出来た。１５分以内での切り上げではないから、そこそこ期待はしていた。さて、結果は…。
１週間後、不採用通知が届いていた…。orz
一体いつになったら就職出来るのだろう…。前職での経験は全く評価されないのか？私の前職での７年半は世間から見ると無価値なのか…。不安と悲しみに押し潰されそうになっている自分がそこにはいた…。
